第1章:「人事データの活用」が求められる時代
人事に関わる企業の問題解決には、データの分析・活用が欠かせない
人事データの活用による経営効果は4つ
中小企業が直面する人事データ活用「3つの壁」
本書の目的:労働契約管理を基盤にした人事データ活用
第2章:人事データで見える経営課題とその解決策
経営者の“勘”が通用しない時代に
人事データが照らす、経営の“盲点”
データから“課題を読み解く”思考プロセス
人事課題を可視化し、改善につなげる「PDCA型アプローチ」
第3章:人事データ活用の5ステップ
ステップ① データを「収集・整理」する
ステップ② データを「管理」する
ステップ③ データを「分析」する
ステップ④ データを「経営に活用」する
ステップ⑤ データを「開示(公表)」する
第4章:人事データ活用の基盤「人事決算書®︎」
「人事決算書®︎」とは?
人事決算書®︎の構成
人事決算書®︎の活用方法
経営戦略と連動した“人的資本の未来予測”
第5章:人事データ活用に必要な労働契約管理
なぜ労働契約管理が「人事データ活用」の出発点なのか?
労働契約管理が不十分な企業に起こるリスク
労働契約を適正に管理するための実務的アプローチ
労働契約管理システムの導入
第6章:従業員とともに成長するデータ活用戦略
なぜ「従業員視点」のデータ管理が重要なのか?
履歴管理とキャリア形成のためのデータ活用
データベースを活用した従業員の自己管理とキャリアアップ
データに「意志」を込めた活用へ
早稲田大学法学部卒(1986年)
東洋大学大学院博士前期課程修了(労働法)
株式会社東芝(1986年4月~1995年9月)
ソニー生命保険株式会社(1995年10月~1999年5月)
社会保険労務士として開業(1998年12月~)
日本初の退職金コンサルタントとして、中小企業300社以上を支援。その活動が注目され読売新聞「ぴーぷる」の1面に掲載される。日本テレビ「とくダネ!」、TBS「ザ・ワイド」にコメンテータとして出演。その他、マスコミ取材実績多数。
人事コンサルタント(産業能率大学の委嘱講師)として、一部上場企業をはじめとする大企業向け管理職選抜研修(人事アセスメント研修)を10年以上にわたって担当。延べ2000人以上の管理職の指導を行う
マインドマップ(ビジュアル思考術)」「フォトリーディング(速読)」のインストラクターとして、ビジネスパーソン向けの講座を開催(受講者500人超)。著書「マインドマップ資格試験勉強法」(ディスカヴァー)は5万部超のベストセラーとなる。
社労士として開業し、「顧問先を1件も持たず、職員を雇わずに、たった1人で年商1億年を稼ぐカリスマ社労士」となる。そのノウハウを体系化して「他人より年商10倍稼げる社労士になる方法」(すばる舎リンケージ)を出版。
現在は、「社労士事務所の経営コンサルタント」として活動。顧客開拓や売上アップのアドバイスをする会員制度を運営。「日本一社労士を稼がせる社労士」として業界内でも独自のポジションを確立している。会員組織(約200の社労士事務所)を介して、間接的に全国4000社以上の中小企業の経営支援を行っている。
一般社団法人パーソナル雇用普及協会の代表理事として、「働き方デザインの学校」を設立。「ニッポンの働き方を変える」を合言葉に、働くことの基本知識(ワークリテラシー教育)の普及にも尽力している。社労士で開業して25年の現場経験から、労働者の視点、人事部の視点、経営者の視点、さらに国の労働施策や人事労務管理の最新トレンドの視点から「働くこと」について語ることができるのが強み。
特定非営利活動法人 労働契約エージェント協会の理事長に就任。会社と従業員の間に入って、中立的な立場で労働契約の締結支援をする仕組みを構築。